ニコール・キッドマン、父親の遺体見て「笑った」…母親に引っぱたかれる

5/1 04:31 掲載
ニコール・キッドマン、父親の遺体見て「笑った」…母親に引っぱたかれる

ニコール・キッドマン(56歳)は、死去した父親の遺体を見て「笑った」という。

2014年に父親アンソニー・キッドマンさんを失くし、遺体を見て笑ったニコールの顔を、母親が「ひっぱたいて」ニコールを現実に引き戻したそうだ。

今年1月に配信がスタートしたドラマ「エクスパッツ 〜異国でのリアルな日常〜」で、行方不明の子供の母親を演じていたニコール。作中、息子の遺体を確認するシーンで、自身の実生活での反応を自分の役柄にどう反映させたかを語った。

先日、ロサンゼルスで開催された同番組のFYCイベントでニコールはこう話していた。

「死体安置所に行って、息子がそこにいると言われたとき……『私の実体験でやってみるわ。死体安置所じゃなくて、父が亡くなったとき。私は笑ったの』って言ったの」
「彼の遺体を見たときはあまりに悲惨で……私は震えながら笑い始めるっていう、とてもひどい反応を起こしたの。(役柄の)マーガレットも同じ気持ちなんだって思ったわ」
「……母は私を見て、私の顔を叩いて『ニコール、しっかりしなさい』って言っていた。私はおかしくなってしまっていて……母は何度も『しっかりしなさい』って言ったわ……」

父親の遺体を見るのは「とても奇妙で変な感じ」がしたと同時に自分の反応を「恥ずかしく」感じたとしてニコールは「そのことを話すのはとても恥ずかしかった。でもそれは本物で、深い愛に基づくものだった。状況に対処することができないの」と話す一方で、その「ひどい」反応を多くの視聴者が経験しており、自分のリアルな反応がドラマのシーンに反映できたことに満足していると続けていた。

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