ダニエル・ラドクリフ、スネイプ役俳優に「ひどく恐怖を感じていた」

4/13 11:53 掲載
ダニエル・ラドクリフ、スネイプ役俳優に「ひどく恐怖を感じていた」

ダニエル・ラドクリフが、「ハリー・ポッター」シリーズの最初の3作品では、アラン・リックマンを「恐れて」いたという。同人気シリーズでタイトルロールを演じ、エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー役)、ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー役)と共に一躍有名となったダニエルだが、セブルス・スネイプ役のアランの冷たく謎めいた声に恐怖を感じていたそうだ。

ポッドキャスト番組「ハッピー・サッド・コンフューズド」に出演したダニエルは、こう振り返っている。

「アラン・リックマンにひどく恐怖を感じていたんだ。あの声なら、そうならずにはいられないだろ?」
「あの声を聞いた時すら、それが自分の中に振動するまで、それがどれほど低いものか忘れてしまうんだ。最初の3作では彼を酷く恐れていた。『この人は僕を嫌っている』って感じでね。でもいつの頃からか、僕がこれをとても望んでいて、努力しているっていうのを知ってくれたんだ」

そしてダニエルは、2016年に69歳で他界したアランの生前インタビュー映像を鑑賞。その中でアランは「私は7週間だったが、子供たちは52週間それをやっていた」「12歳から22歳までは、それが彼らの人生だった。時には傍で彼らを見ていて、たまに命綱を投げる。それをする時間が本当になかったからね。最近になってやっと、ダニエルとニューヨークのカフェで座る機会を得られた。彼は舞台に出ていて、私も別の舞台に出ていた。あのミュージカル(『努力しないで出世する方法』)での彼を見に行ったことをとても誇りに思っている。彼はニューヨークのダンサーたちと同じくらい上手にダンスを踊っていたんだよ。努力したんだね」と語っていた。

それを見たダニエルは「これまで見たことがなかったよ。ありがとう」と反応。アランが自らの舞台作を全て観に来てくれたとして、「彼はカナダでの休暇を短くして『エクウス』を見に来てくれた」「彼は生前、僕がやった舞台を全て観てくれたんだ」「後で僕を連れ出してくれて、それに関して話し合った。彼は『ボイスコーチを付けることを検討して、あれこれ探ってみるべきだ』って言ってくれた最初の1人だよ。僕はとても幸運だ。彼がああ言ってくれるのを見れて、とてもうれしい。見せてくれてありがとう」と続けていた。

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