“マイナス20度”極寒の中で試合観戦、複数のファンが凍傷→切断手術の事態に

3/14 06:08 掲載
“マイナス20度”極寒の中で試合観戦、複数のファンが凍傷→切断手術の事態に

アメフト・NFLのファンらが、厳しい寒さの中で試合を観戦したことで、極度の凍傷にかかり、さらには複数人が切断手術をする事態に見舞われている。

カンザスシティ・チーフスとマイアミ・ドルフィンズが対戦した、1月13日のAFCワイルドカード試合は、観戦中の気温がマイナス20度に下がり、アローヘッド・スタジアムを訪れた人々に甚大な被害をもたらすことになったという。

カンザスにある学術医療センターは、今年はじめの11日間の寒波の中で凍傷にかかった多くの人々を診察し、同試合の観客を含め手や足の指を切断することになった人々がいたことを発表している。

米病院グループHCAミッドウエスト・ヘルスのクリスティーヌ・ハメル副社長はこう話す。

「現在までに12人の患者が切断手術を受け、そのうちの何人かがチーフスの試合を見に行っていました」
「我々の専門医師とケアチームが長期的な治療が必要な患者のケアを続けているところです。これから2週間から4週間にかけて、怪我が悪化した場合、さらに外科的治療をすることが予想されています」

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