“がん公表”英チャールズ国王、1年4か月ぶりに息子ヘンリー王子と対面

2/9 02:07 掲載
“がん公表”英チャールズ国王、1年4か月ぶりに息子ヘンリー王子と対面

チャールズ国王(75歳)が、1年4か月ぶりに息子ヘンリー王子(39歳)と対面した。

妻メーガン妃と2人の子供たちとアメリカで暮らしているヘンリー王子は、がんを患っていることを公表した父チャールズ国王のためにイギリスに帰国。2人はロンドンで約30分間を過ごしたという。

ザ・サン紙によると、10時間半の夜間飛行後、2月6日昼にヒースロー空港に到着したヘンリー王子はロンドンに急行したそうで、国王は王子を直接歓迎できるよう、自宅クラレンス・ハウスに、その後、サンドリンガムへ直接移動するためのヘリコプターを待機させていたという。

ちなみにチャールズ国王は「とても元気」で、「まったく普段通り」だといわれており、国王を見舞ったある関係者は同紙に、「何か問題があることを知らなければ、病気だとわからないでしょう」と語っている。また別の宮殿関係者によると、国王は「いつもの調子」であるが、「ただ、自分の病状が自分の計画だけでなく、他の人にも影響を及ぼしていることに少し苛立っている」という。

一方でヘンリー王子の兄、ウィリアム皇太子(41歳)は、2人の面会に加わらなかった模様だ。ちなみに王子が執筆した回顧録「スペア」の中では、メーガン妃(42歳)をめぐって兄と激しい喧嘩をしたことに言及されており、2人は同本の出版以来、疎遠になっていると噂されている。

ヘンリー王子とチャールズ国王がプライベートで会うのは、2022年にエリザベス女王が96歳で亡くなって以来初めてであったが、電話では連絡を取り合っていたと見られている。

5日、英王室はチャールズ国王ががんと診断され、治療を開始したことを発表。家族や友人らは国王が「非常に前向き」に対処していると明かしていた。

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