ティラノサウルス、“関節炎”で腰と膝の痛みがあった

2/2 06:32 掲載
ティラノサウルス、“関節炎”で腰と膝の痛みがあった

ティラノサウルスは関節炎を患っていたようだ。

このたび南米で発見された化石に、3匹の獣脚類の椎骨の融合および、足の骨の奇妙な成長が見られ、同種が骨の疾患により腰と膝の痛みを抱えていた証拠となる可能性があるという。

同種は後ろ脚と腰に問題を抱えていたようで、他にもあごと腕に骨の損傷があったとされている。

アルゼンチンのリオ・ネグロ国立大学のマティア・バイアノ博士はこう話す。

「獣脚類の標本の多くにある特定の疾病の証拠があります」
「体重がかかる骨の損傷は摂食活動の妨げ、もしくは捕食者の恰好の標的に繋がる可能性があったということです」

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