“ペレの娘”自称する女性、遺体の掘り起こしを要求

1/30 06:05 掲載
“ペレの娘”自称する女性、遺体の掘り起こしを要求

"サッカーの神様"ことペレの娘を自称する女性が、親子関係証明のため、遺体のDNA検査を求めている。ブラジルメディアによると、マリア・ド・ソッコロ・アゼべドさん(60歳)は、ペレの8番目の子供であることから、父親の遺産の60%の一部を受け継ぐ資格があると主張しているという。

2022年12月に82歳で死去したペレだが、その遺言の中で、一度も会ったことのない8番目の子供がいる可能性を認めていたとされており、以前、子供らはDNA鑑定に同意。実施されたものの、結果は陰性に、さらなる検査が今後予定されているようだ。

ペレの遺産は約1200万ポンド(約22.5億円)に上るとされており、その30%が3番目の妻マルシア・アオキさんに、60%が子供たち、10%が2人の孫に分配されたという。

マリアさんとの親子鑑定に同意していたというペレだが、実施の前に死去したことで、今回マリアさんの弁護士がペレの遺体の掘り起こしを要求。これに対し、ペレの未亡人マルシアさんの弁護士は、理不尽であり得ないものであると主張している。

一方マリアさんは、自分を妊娠したことはペレに話さなかったと、母親から告げられたことをレコードTVに明かしていた。

2019年に初めて親子鑑定を求めたマリアさんだが、当時ペレの健康状態と新型コロナウイルスによるパンデミックで検査ができない結果となっていた。

ペレの7番目の子供エディーニョさんは、「私たちはすでに検査を終え、彼女が自分たちの妹ではないことは確定しました」とし、自分たちとマリアさんは何の関係もないとブラジルメディアに話している。

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