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「第96回アカデミー賞」に日本から3作品がノミネート、各部門の候補一覧

第96回アカデミー賞のノミネーションが1月23日に発表され、「オッペンハイマー」が13部門で最多ノミネートとなった。

"原爆の父"と呼ばれる物理学者ロバート・オッペンハイマーを描いた同作は、作品賞をはじめ、クリストファー・ノーランの監督賞、キリアン・マーフィーの主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jrの助演男優賞、エミリー・ブラントの助演女優賞ほか、合計13部門の候補に挙がっている。

「哀れなるものたち」が、作品賞、ヨルゴス・ランティモスの監督賞、エマ・ストーンの主演女優賞を含む11部門、そして「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」が10部門で続いた。

日本映画では3作がノミネートを果たしており、宮崎駿監督作「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞、山崎貴監督の「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞、役所広司が主演を務めたヴィム・ヴェンダース監督作「PERFECT DAYS」が国際長編映画賞の候補に選出された。

第96回アカデミー賞は、3月10日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催予定だ。


☆第96回アカデミー賞　ノミネーション全リスト

◎作品賞
『アメリカン・フィクション』
『落下の解剖学』
『バービー』
『ザ・ホールドオーバーズ』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ：その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『パスト ライブス/再会』
『哀れなるものたち』
『関心領域』

◎主演女優賞
アネット・ベニング　『ナイアド〜その決意は海を越える〜』
リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ザンドラ・ヒュラー『落下の解剖学』
キャリー・マリガン『マエストロ：その音楽と愛と』
エマ・ストーン『哀れなるものたち』

◎主演男優賞
ブラッドリー・クーパー『マエストロ：その音楽と愛と』
コールマン・ドミンゴ『ラスティン：ワシントンの「あの日」を作った男』
ポール・ジアマッティ『ザ・ホールドオーバーズ』
キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』
ジェフリー・ライト『アメリカン・フィクション』


◎助演女優賞
エミリー・ブラント　『オッペンハイマー』
ダニエル・ブルックス　『カラーパープル』
アメリカ・フェレーラ　『バービー』
ジョディ・フォスター　『ナイアド〜その決意は海を越える〜』
ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『ザ・ホールドオーバーズ』

◎助演男優賞
スターリング・K・ブラウン　『アメリカン・フィクション』
ロバート・デ・ニーロ　『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ロバート・ダウニー・Jr　『オッペンハイマー』
ライアン・ゴズリング　『バービー』
マーク・ラファロ　『哀れなるものたち』

◎監督賞
ジュスティーヌ・トリエ　『落下の解剖学』
マーティン・スコセッシ　『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
クリストファー・ノーラン　『オッペンハイマー』
ヨルゴス・ランティモス　『哀れなるものたち』
ジョナサン・グレイザー　『関心領域』

◎脚色賞
『アメリカン・フィクション』
『バービー』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『関心領域』

◎脚本賞
『落下の解剖学』
『ザ・ホールドオーバーズ』
『マエストロ：その音楽と愛と』
『メイ・ディセンバー』
『パスト ライブス/再会』

◎歌曲賞
「ザ・ファイヤー・インサイド」（ 『フレーミングホット！チートス物語』）
『アイム・ジャスト・ケン』（『バービー』）
『イット・ネバー・ウェント・アウェイ』（『ジョン・バティステ アメリカン・シンフォニー』）
『ワザゼ（ア・ソング・フォー・マイ・ピープル）』（『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』）
『ホワット・ワズ・アイ・メイド・フォー』（『バービー』）

◎作曲賞
『アメリカン・フィクション』
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

◎国際長編映画賞
『Io Capitano』
『PERFECT DAYS』
『雪山の絆』
『ザ・ティーチャーズ・ラウンジ』
『関心領域』

◎長編アニメーション賞
『君たちはどう生きるか』
『マイ・エレメント』
『ニモーナ』
『ロボット・ドリームズ』
『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』

◎長編ドキュメンタリー賞
『ボビ・ワイン：ゲットー・プレジデント』
『ジ・エターナル・メモリー』
『フォー・ドーターズ』
『トゥ・キル・ア・タイガー』
『実録 マリウポリの20日間』

◎衣装デザイン賞
『バービー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『ナポレオン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

◎メイク・ヘアスタイリング賞
『ゴルダ』
『マエストロ：その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』
『雪山の絆』

◎美術賞
『バービー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『ナポレオン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

◎音響賞
『ザ・クリエイター／創造者』
『マエストロ：その音楽と愛と』
『ミッション：インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
『オッペンハイマー』
『関心領域』

◎編集賞
『落下の解剖学』
『ザ・ホールドオーバーズ』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

◎撮影賞
『伯爵』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ：その音楽と愛と』
『オッペンハイマー』
『哀れなるものたち』

◎視覚効果賞
『ザ・クリエイター/創造者』
『ゴジラ-1.0』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
『ミッション：インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
『ナポレオン』

◎短編実写映画賞
『彼方に』
『インヴィンシブル』
『ナイト・オブ・フォーチュン』
『レッド・ホワイト・アンド・ブルー』
『ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語』

◎短編アニメーション賞
『レター・トゥ・ア・ピッグ』
『ナインティ−ファイブ・センシズ』
『アワ・ユニフォーム』
『Pachyderme』
『ウォー・イズ・オーヴァー！インスパイア―ド・バイ・ザ・ミュージック・オブ・ジョン&ヨーコ』

◎短編ドキュメンタリー映画
『ジ・ABCs・オブ・ブック・バンニング』
『ザ・バーバー・オブ・リトル・ロック』
『アイランド・イン・ビトウィーン』
『ザ・ラスト・リペア・ショップ』
『Nai Nai and Wai Po』