男性と女性は“笑いのツボ”が違う、英国の研究で性差が明らかに

1/16 04:00 掲載
男性と女性は“笑いのツボ”が違う、英国の研究で性差が明らかに

英国の研究によると、男性と女性は、同じジョークで共に笑うことはないという。

男性は視覚的なジョークやスラップスティック(ドタバタ喜劇)を面白いと感じる一方、女性は政治問題や家族関係に関するギャグを好む傾向があるという。

今回、1930年から2010年までのイギリスの新聞と雑誌に掲載された漫画の展覧会を訪れた3380人を対象に調査が行われ、漫画19作の中から好きなものを選んでもらったところ、性差が明らかとなった。

データを分析したオックスフォード大学の心理学者、ロビン・ダンバー教授はこう話す。

「男性は女性よりも、スラップスティックのような視覚的で即効性のあるジョーク、誰かがバナナの皮で転ぶようなジョークを女性よりも好むことがわかりました」
「一方で女性は、人々の関係性や反応の仕方に関するより深く繊細なジョークを好むようです」
「女性同士が社会的関係に関する話題に時間を費やす一方で、男性同士がお互いを笑わせ、冗談を言うことで絆を深めることから納得のゆく結果となっています」

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