ジュリア・ロバーツ、「ノッティング・ヒルの恋人」出演を断りかけていた理由

1/13 11:44 掲載
ジュリア・ロバーツ、「ノッティング・ヒルの恋人」出演を断りかけていた理由

ジュリア・ロバーツは、お堅いA級映画スターを演じることに「居心地の悪さ」を感じていたため、映画「ノッティング・ヒルの恋人」の出演を断りかけていたそうだ。

1999年公開、各種映画賞にもノミネートされたリチャード・カーティス脚本による同作で、ヒュー・グラント演じる不器用な本屋の店主ウィリアム・タッカーの相手役として、今ではすっかり有名になったアイコニックでせっかちなスター女優アンナ・スコット役を演じたジュリア。同役を演じるチャンスを初めは躊躇した理由について口を開いた。

今回、映画監督でもあるカーティスと、英ヴォーグ誌のカバーストーリーで対談したジュリアは、「正直、今までで一番大変だった仕事の1つは『ノッティング・ヒルの恋人』で女優を演じることだった」「このことは何度も話してきたけど、私はその役を断るところだった。ただなんか気まずくて、役柄をどう演じたらいいのかさえわからなかったわ」と明かしている。

さらにジュリアは、ロマンチックコメディで映画スターに扮することも「嫌だった」そうで、撮影中、運転手に自身の自宅に戻り、ヒュー演じる主人公に「自分はただの女の子で、男の子の前に立って、愛してくれるようにお願いしている」と話すセリフのシーンで着る服を、ワードローブから選んでくれるよう頼んだこともあると続けた。

「私のステキな運転手のトミーは、その朝自宅まで戻ってくれるようにお願いしたの。『寝室に行って、クローゼットからこれとこれとこれを持って来て』って言ったら、自前のビーチサンダルと、可愛くて小さな青いベルベットのスカート、Tシャツとカーディガンを持ってきてくれたわ」

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