クリスマスツリーの“垂れ下がり”を予防、バイアグラで元気に

12/23 08:42 掲載
クリスマスツリーの“垂れ下がり”を予防、バイアグラで元気に

バイアグラが、クリスマスツリーの"垂れ下がり"を予防するという。ED治療に使う青い錠剤をモミの木に与える水に混ぜることで、枝を元気な状態に保つことができるそうだ。

一酸化窒素の生産を増加させることで男性器中の血流を高める同薬だが、同じ化学物質が植物の細胞損傷を減らすと考えられている。

デンマーク・オーデンセ大学病院の研究チームが、通常の水、アスピリン、シルデナフィル(バイアグラ)がモミの木の枝の"垂れ下がり"を防止するかどうかを検証したところ、バイアグラを多く与えた場合、水のみを与えたものより真っすぐに伸び、アスピリンを加えたものには効果がない結果となった。

研究誌デニッシュ・ウィークリー・ジャーナル・フォー・フィジシャンズにモーテン・ルージュ博士はこう話している。

「シルデナフィルを多く投与したグループは、より長い間枯れない傾向がありました」

同研究で、バイアグラを少量投与した場合、チューリップのような切り花の保存期間が延びるといった過去の研究を裏付けるかたちとなった。

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