“中性脂肪”に認知症のリスクを下げる可能性

10/31 02:38 掲載
“中性脂肪”に認知症のリスクを下げる可能性

中性脂肪が、認知症のリスクを下げる可能性があるそうだ。新研究によると、中性脂肪の値が高い高齢者の方が、認知能力の低下に悩む確率が18%低くなるという。

今回イギリス、アメリカ、オーストラリアで、12年半にわたり、65歳以上の8万6000人を対象に行った同研究。2778人が認知症を発症する結果となったが、通常からやや高い中性脂肪値の人々の方が同症状のリスクが低いことが判明した。

メルボルンのモナシュ大学のズェン・ヂョウ博士はこう話している。

「高いレベルの中性脂肪は健康的で、認知症を予防するライフスタイルの証なのかもしれません」
「中性脂肪のレベルは認知症の予測に使われる可能性もあります。これからの研究で、中性脂肪の中のどの特別な成分がより良い認知機能を促すのかを調査する必要があります」

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