傑作「ロック、ストック トゥー・スモーキング・バレルズ」登場人物のモデルになった男が自殺

10/26 01:43 掲載
傑作「ロック、ストック トゥー・スモーキング・バレルズ」登場人物のモデルになった男が自殺

東ロンドンの元ギャングメンバー、デイヴ・コートニーが拳銃で自ら命を絶った。64歳だった。悪名高きクレイ兄弟との繋がりもあり、ガイ・リッチー監督作「ロック、ストック トゥー・スモーキング・バレルズ」でヴィニー・ジョーンズが演じたビッグ・クリスのモデルとなった人物と言われているデイヴが、10月22日、ロンドンの自宅で頭部に銃傷がある状態で発見された。

同日夜に、デイヴのインスタグラムに投稿された声明にはこう綴られている。

「深い悲しみと共に、デイヴ・コートニーが64歳で他界したことをお知らせいたします」
「10月22日日曜日未明に、デイヴは悲劇的にも、(ロンドン南東部)プラムステッドの自宅『キャメロット・キャッスル』で銃により自ら命を絶ちました」

午前11時ごろ、デイブの自宅に駆け付けたロンドン警視庁の警察官が、その場で死亡を確認。予想外の死とみて、現在捜査を続けているという。

英紙ザ・サンによると、デイヴは22日午前4時頃死亡したそうで、デイヴの隣人シーラ・ウェルカムさん(68歳)は、前日夜8時ごろ、友人たちと一緒に出掛けたチャールトン・アスレティックFCの試合から帰ってきて上機嫌だったデイブと言葉を交わした後、翌朝デイブの友人からその死を知らされたという。

デイブは自宅の居間に、廃棄処分となった拳銃やライフルなど12丁を置いていたことから、ときどき警察官が自宅を訪れ確認作業を実施していたそうだ。

ギャングスターから俳優兼作家に転向したデイヴは、複数のクライム映画に出演、また死亡時には10冊目の著作を執筆中であり、最近自身の人生を誇りに思っているとして「私は幸運な男だ。もし明日死ぬとしたら、微笑みながら死ぬだろう。私には素晴らしい友人たちがいるし、多すぎるほどの美しい女性たちと人生を過ごしてきたからね」と語っていた。

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