NASA、2040年までに“月に住宅建設”を計画

10/10 06:35 掲載
NASA、2040年までに“月に住宅建設”を計画

NASA(アメリカ航空宇宙局)が、2040年までに、月面に住宅一軒を建設する計画を立てている。米テキサス州を拠点にする建設技術会社にNASAが6000万ドル(約90億円)を出資し、宇宙飛行士と一般市民両者のための建物を作る意向だという。

巨大3Dプリンターを月面に用意し、月資源のコンクリートを使用して建設する計画で、NASAは他にも大学や個人会社と協同で月の家のドア、タイル、家具を開発していくそうだ。

NASAマーシャル宇宙飛行センター、科学技術局のレイモンド・クリントン氏(71歳)は、自分の生きているうちに人類が月で生活する可能性は低いものの、未来の世代へ期待を寄せている。

米ニューヨーク・タイムズ紙にクリントン氏は次のように語った。

「それを身近で見てみたいです。持続可能な人間の存在を語る時、私にとってそれは、月に居住地を持つこと、そして月で継続的に生活し、働く人々がいることを意味するのです」
「それを可能にするのは起業家らの想像力次第です」

コメント

ニュースを読んだ感想を教えてね!

関連ニュース(その他)