“あくび”は人類を危険から守っていた

9/26 03:57 掲載
“あくび”は人類を危険から守っていた

あくびは、人間の安全を守るのに役立っているという。人間は他人のあくびを見ることで、脅威に関してより警戒するようになることが新たな研究で判明した。

あくびは集団の中の1人が疲れていることを告げるサインとして進化してきたとされており、それを見た人間の脳は、疲れた人の代わりをしようと警戒を強める傾向にあるそうだ。

ニューヨークのサニー・ポリテクニック・インスティテュートの研究者らはこう話す。

「集団警戒の仮説は、誰かのあくびが神経認知を変化させ、周りの警戒心を高めることを示しています。油断しているあくびをした者の代わりを周りが務めるということです」
「他人のあくびに対する同調や影響がグループ内での生存を高める結果となった可能性が考えられます」

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