テイム・バートン監督がAIによる作風模倣に不快感、人間性を「吸い取られた」

9/11 07:42 掲載
テイム・バートン監督がAIによる作風模倣に不快感、人間性を「吸い取られた」

テイム・バートン監督(65歳)が、AIに自身の人間性を「吸い取られた」と感じたという。

「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」の原案、製作で知られるバートン監督だが、今年7月にオンラインメディアのバズフィードが、AIによるバートン風のディズニープリンセスらの画像を公開。よくできてはいたものの、青ざめた顔や大きな目、長い暗色のゴシックドレスを着たディズニープリンセスらについて、自身のアニメーションスタイルを模倣され不愉快な気持ちになったそうだ。

バートン監督はインデペンデント紙にこう話す。

「ディズニーキャラクターの私バージョンへの変換をAIにさせたんだ!それがくれた感情について表現できない。別の文化でこう言われるのを思い出した。『私の写真を撮らないでくれ、魂が抜き取られる』という」
「それは誰かから何かを吸い取るようなものだ。君の魂や精神から何かを奪うもので、それが自分に関するものであったなら非常に不快だよ。ロボットが君の人間性、魂を奪うというね」

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