「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」の助監督、52歳で死去

9/2 07:41 掲載
「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」の助監督、52歳で死去

「スター・ウォーズ」や「ハリー・ポッター」シリーズの助監督を務めたジェイミー・クリストファーが死去した。52歳だった。「ハリー・ポッター」シリーズ全作で第1助監督を務めたほか、「スター・ウォーズ」やマーベルの数々の作品を手掛けたクリストファーが、心臓疾患の合併症によりロサンゼルスの自宅で死去したと、米ゴシップサイト・デッドラインが伝えている。

マーベル・スタジオの共同社長であるケヴィン・ファイギとルイス・デスポジートは共同声明を発表、こう綴っている。

「ジェイミーの逝去を非常に悲しんでいます。彼は10年以上マーベル・スタジオ・チームの一員で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ブラック・ウィドウ』などに携わりました」
「彼はカメラの後ろの穏やかな存在で、撮影現場では素晴らしくて協力的なクルーメンバーでした」
「ジェイミーは最初に『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の助監督としてマーベル・スタジオに参加し、彼の努力と熱意により『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』と新作『ファンタスティック・フォー』では製作総指揮に昇格しました」
「ジェイミーはマーベル・スタジオ・ファミリーの愛される一員であり、彼の死は非常に惜しまれることでしょう。彼のご遺族と友人を想い、深くお悔やみを申し上げます」

イギリス生まれのクリストファーは、制作マネージャーの父と制作コーディネーターの母にならいエンターテイメントの世界に入った。

1989年にテレビ番組でアシスタントの仕事を得て同業界に入った後、「エイリアン3」「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」「ハムナプトラ2/黄金のピラミッド」「フィフス・エレメント」などに参加、2001年に「ハリー・ポッターと賢者の石」の第1助監督に就任、シリーズ最終作まで製作に参加した。

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