リドリー・スコット、「ブレードランナー」続編の監督せず後悔

8/10 09:28 掲載
リドリー・スコット、「ブレードランナー」続編の監督せず後悔

リドリー・スコット監督(85歳)が、「ブレードランナー」続編を監督できなかったことを後悔しているという。

スケジュールの都合で、「ブレードランナー 2049」と「エイリアン:コヴェナント」のどちらかを選択しなければならかったというスコット監督。自身が手掛けた1982年の名作SFの続編を選べばよかったと思っているそうだ。

エンパイア誌に「その決断を下さなければならない立場に追いやられるべきではなかったんです。でも、そうしなければならなかった。『ブレードランナー2』をやるべきでしたね」と語る

スコット監督は、2011年に続編の監督として発表されたものの後に降板。後任のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のもと、前作で主演だったハリソン・フォードほか、ライアン・ゴズリング、アナ・デ・アルマス、ジャレド・レトをキャスト陣に迎え続編が製作されていた。

しかしながら、今回アマゾン・スタジオによる新作ドラマ「ブレードランナー 2099」にスコット監督はプロデューサーとして参加、「何年も先の世界を描いています。私にとって、それはオルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』のアイデアに通じるものがあるんです」と語っている。

同監督は、長年にわたり「ブレードランナー」次回作の企画を進めてきたようで、2018年には、デジタル・スパイに「進化させ、構築する準備のできた」別のストーリーがすでにあると話していたほか、その3年後には同映画をテレビドラマ化したパイロット作品がすでに制作されていることを英放送局BBCに明かしていた。

コメント

ニュースを読んだ感想を教えてね!

関連ニュース(映画)