本田圭佑氏“負けたくない”が原動力「大谷翔平選手を見て嫉妬してる」

7/4 04:39 掲載
本田圭佑氏“負けたくない”が原動力「大谷翔平選手を見て嫉妬してる」

サッカー元日本代表の本田圭佑氏(37歳)が、7月3日に放送された特別番組「本田圭佑のアベマプライム」(ABEMA)に出演。「子どもの全国大会の必要性」をテーマに議論した。

「本田圭佑のアベマプライム」は、毎日生放送しているニュース番組「ABEMA Prime」の一夜限りの特番。サッカー選手・監督として数々の功績を残す傍らで、実業家・投資家など多彩な顔を持ちながら精力的に活動している本田氏がメインキャスターを務めた。

今回、番組では本田氏と共に、野球解説者の古田敦也氏、青山学院大学・陸上部監督の原晋氏、ソウル五輪銅メダリストで柔道家の山口香氏を交え、「子どもの全国大会の必要性」を議論。

冒頭では、本田氏の新たな挑戦となるプロジェクトを発表。本田氏が発起人となり、10歳以下、"U-10"のためのサッカー全国大会「4v4」を、今年8月より開幕することを明かした。本大会は日本のサッカー界をさらに盛り上げるべく、本田氏がルールを考案した、4対4で行う新しいサッカー全国大会で、ベンチには監督やコーチは存在せず、戦術や交代などを子どもたちが自ら考え、意思決定する。仲間と切磋琢磨しながら、未来のスター候補を育成することで、日本のサッカー界全体の成長に繋げるのが狙いだ。

本田氏は「ルールや仕組みなど全部が注目ポイント」とした上で、「サッカースクールを運営して、大勢の子どもを見ていると、4年生になると、すでにサッカーに対して真剣に向き合っている子が多いことに気づいた。それにも関わらず、U-10の子たちが参加できる全国大会がない。だから、『みんなが"上"を目指せる大会を作ろうよ』と思った」と創設の背景を語った。

子どもの全国大会の必要性についてはスタジオから「指導者や保護者が勝利至上主義で子どもがコントロールできなくなるので、不要」「勝ち負けがあるから努力することもあるから必要」と様々な意見が飛び出す中、"必要派"の本田氏は「自分みたいに小さい頃から全国大会を目指してきた人から取り上げるんですか?」と疑問視。

その理由として「中学生の頃までは、僕よりサッカーが上手い子はいっぱいいて、祖父母にも『諦めなさい』と言われていた。その当時の『負けたくない』という気持ちが僕の原動力となっている」と自身の幼少期を振り返った上で、「今も野球の大谷翔平選手を見て、『俺ももっとやらないとな!』と嫉妬してるんですよ(笑)」と話した。

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