“女子テニス界のレジェンド”ナブラチロワ、がん寛解発表

6/21 02:28 掲載
“女子テニス界のレジェンド”ナブラチロワ、がん寛解発表

"女子テニス界のレジェンド"マルチナ・ナブラチロワ(66歳)は、現在がんを患っていないという。今年1月に乳がんと咽頭がんの診断を受けたことを公表していたナブラチロワは、一連の検査を受けた結果、6月19日夜に同病気から解放されたことをソーシャルメディアで発表。医療スタッフのサポートに感謝を伝えている。

ナブラチロワはこうツイートした。

「(ニューヨークのがん研究機関)スローン・ケタリングで1日中検査を受けた後、オールクリアとなりました!医師、看護師、陽子線や放射線の技師など、すべての人に感謝します。なんという安堵感!」

3月にナブラチロワはイギリスのテレビ番組で、放射線治療の試練を乗り越えることに関して、「テニスモードになるの。チャンピオンアスリートであったことが役に立つ」と明かし、「ハードになることは分かっていたけれど、これほどハードになるとは思わなかったわ。医師は、どのような事態が起こるのか、うまく説明できないと思う」「医師が知っている限り、私はがんから解放された」「まだ右の胸に放射線を当てる必要があるけど、それは2週間だけ」と語っていた。

ナブラチロワは化学療法、陽子線治療の治験を受け、右胸から7〜8mmの腫瘍を摘出、「決して劣等生であったことはなかったけど、これは酷かった」「でも、あきらめる、屈する、やめる、そんな選択肢は私にはない。やり遂げるのみ」と続けた。

コメント

ニュースを読んだ感想を教えてね!

関連ニュース(スポーツ)