32歳五輪金メダリストが死去、米国の陸上女子短距離選手

5/5 06:51 掲載
32歳五輪金メダリストが死去、米国の陸上女子短距離選手

リオデジャネイロ五輪でメダル3個を獲得した米陸上選手のトリ・ボウイが5月2日、米フロリダ州の自宅で死亡しているところを発見された。32歳だった。

5月3日、ボウイの所属事務所が訃報を伝えたが、詳細は明らかにされていない。

「トリ・ボウイが亡くなったという非常に悲しいニュースをお伝えしなければならないことに衝撃を受けています。私たちはクライアント、愛する友人、娘、姉妹をなくしました。トリはチャンピオンでした。とても明るく輝く光でした!私たちは悲しみに打ちひしがれており、遺族や友人の方々に心からお悔やみを申し上げます」

米陸上女子短距離選手として活躍したボウイは、2015年世界陸上競技選手権大会で銅メダル、2016年リオデジャネイロ五輪では100メートルリレーで金メダル、100メートルで銀メダル、200メートルで銅メダルを獲得。翌年ロンドンで開催された世界陸上競技選手権大会でも、リレーと100メートルで金メダルを獲得した。またボウイはモデル業にも挑戦しており、ヴァレンティノのキャンペーンやESPN誌のボディ号にも登場していた。

ボウイの訃報を受けて、スポーツ界から数々の追悼の言葉が寄せれており、米陸上男子短距離のノア・ライルズは「信じられません。彼女が実家で妹と一緒に過ごすことにしていると聞いたばかりなのに、こんなことになるとは。これを聞いて悲しみに暮れています。僕の祈りの中で遺族のことも祈ります」とツイッターに投稿しているほか、ケニアの男子やり投ジュリアス・イエゴや、ジャマイカの陸上女子短距離シェリー=アン・フレイザー=プライスも故人を偲ぶ言葉を綴っている。

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