田中邦衛さんが死去、老衰のため

4/2 19:45 掲載
田中邦衛さんが死去、老衰のため

テレビドラマ「北の国から」の黒板五郎役などで知られる俳優・田中邦衛さんが、3月24日、老衰のため亡くなった。88歳だった。

田中さんは加山雄三が主演を務める映画「若大将」シリーズのライバル・青大将役を演じて人気を集め、昭和56年に始まったドラマ「北の国から」シリーズで黒板五郎役を演じ幅広いファンを獲得。平成11年に紫綬褒章、平成18年には旭日小綬章を受章した。

NHKの報道によると、田中さんの家族は「長年、応援してくださったファンの皆様をはじめ、多くの方々に支えられ、心に残る数々の作品に出会い、幸せな役者人生を歩むことが出来ました。ここに、生前の御厚誼を心より感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。故人は、最期の日まで、皆様からの励ましを支えに、前向きに生きる気力と、周囲への感謝を持ち続けていました。すばらしい医療・介護チームのサポートのもと、私たち家族も、共にかけがえのない時を過ごすことができました」とコメントを出している。

「北の国から」に出演した女優・裕木奈江はTwitterに「ご一緒させていただく機会をいただき光栄でした。ありがとうございました」と感謝の言葉を綴り、映画「学校」で共演した女優・中江有里もTwitterで「田中邦衛さんとは映画『学校』やTV『大家族主義』でご一緒させていただきました。いつも誰よりも早く現場入りされ、役柄そのものになりきって、本気で接してくださいました。邦衛さん演ずるイノさんのクラスメイト、堀切伝二郎の末娘になれたことは私の人生の宝です。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。

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名優が 亡くなりました お悔やみを 申し上げます

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