「車でおでかけ途中に子どものテンション下がる」6割超

2/12 19:24 掲載
「車でおでかけ途中に子どものテンション下がる」6割超

本田技研工業のステピク事務局は、"家族のドライブ事情"に関する調査結果を発表した。

この調査は、家族でのおでかけ前とドライブ中における、子どものテンションや機嫌の変化を調べるべく、2人以上の子どもを持ち、長男もしくは長女の年齢が3歳以上9歳以下である30代の男女442名(男性221名/女性221名)を対象に実施したもの。

まず、車でおでかけする前・準備しているときの子どものテンションについて尋ねると、「高い」もしくは「やや高い」という答えが89.1%と9割近くを占めており、出発前はほとんどの子どもがおでかけを楽しみにしていることが分かった。

一方で、目的地までの道中・車の中で、子どものテンションが下がってしまった体験について質問したところ、「よくある」(21.6%)「しばしばある」(43.6%)と合計65.2%が、ドライブ中に子どものテンションが下がることが多いと回答した。

続けて、子どもの機嫌が悪くなるのはドライブ開始から何時間を超えたあたりかという質問に対しては、「2時間以内」(43.3%)、「1時間以内」(22.8%)と、半数以上の子どもが、ドライブ開始から2時間以内に機嫌が悪くなっているという結果に。

また、機嫌が悪くなる原因として当てはまるものに関しては、「なかなか目的地につかないから」(72.1%)「朝早くから車に乗って疲れてしまうから」(46.3%)「車の中のスペースが充分にないから」(32.4%)といった回答が上位になった。

印象に残っている"子どものテンションが下がったエピソード"について、自由回答でたずねると「渋滞などにハマってしまうと自分たちも多少イライラしてしまい、それが子どもたちにも伝わってしまう」「目的地にはまだ着かないの?と最初は笑顔で聞いてくるのですが、聞いてくる回数が増えてきて、徐々に機嫌が悪くなっていく」「チャイルドシートに乗っていると思うように身動きが取れないため、1〜2時間が限界」など、多くの家族がドライブ中に子どもの機嫌を損ねてしまうシチュエーションに悩んでいることがうかがえる。

こうした調査結果から、多くの家族がドライブ中の子どものテンションや機嫌の変化に悩んでいることが分かったが、この調査ではさらに、ドライブ中に子どもの機嫌が悪くなりにくい家族の様々な工夫についても聞いている。

まず、ドライブ中に子どもの機嫌が悪くなることがあるかという質問に「あまりない」「まったくない」と答えた人へ、子どものテンションを下げないための工夫について質問したところ、「動画・DVDを流す」(53.6%)、「音楽をかけて、一緒に聴いたり歌ったりする」(49.0%)、「お菓子などを食べさせる」(48.4%)、「子どもに話かけ続ける」(39.2%)といった工夫が上位に。

また、他にも子どもの機嫌を悪くしないための工夫としては、「ハンドルのような円形の筒を持たせて車の運転の真似事をさせると、一緒に運転しているような気になって機嫌がよくなった」「着いたら何をするか、何がしたいかや、こういった物がある、など具体的な事を伝え想像させた」「こまめにSAや道の駅などに立ち寄ると、気分も紛れていい」といった回答があり、子どものテンションを下げず、家族での時間を楽しくするために、それぞれの家族に独自の工夫があることが分かった。

コメント

ニュースを読んだ感想を教えてね!

関連ニュース(その他)