ルイ・ヴィトン5代目、パトリック・ルイ氏が死去

11/9 00:22 掲載
ルイ・ヴィトン5代目、パトリック・ルイ氏が死去

ルイ・ヴィトンの5代目、パトリック・ルイ・ヴィトンが他界した。68歳だった。

同ブランドのインスタグラムでは、「深い悲しみと共にパトリック・ルイ・ヴィトンが亡くなった事をお知らせします。家族の方々、特にパトリックの息子で我々と仕事もしているピエール・ルイ、ブノワ・ルイ、そして孫のみなさんにお悔み申し上げます」と綴られている。

パトリック・ルイは22歳から同ブランドで働き始め、1975年にはプロダクションマネージャーに就任、1977年には2件目となる工房を設立、1986年からは、かの有名なトランク・コレクションの責任者になるなど活躍した。

同ブランドのマイケル・バークCEOは声明を発表している。

「パトリック・ルイはアバンギャルドかつ現代的な精神を持ち合わせていました。本人が良く言っていた『出自のジュラ県由来の強烈な性格』も相まってです。このブランドの遺産をどう育んでいくか、未来への展望を常に理解していました。『臨機応変とはそれが伝達された場合のみ存在する』とは、彼が大好きだった表現です。パトリック・ルイが亡くなりとても寂しくなることでしょう。アニエールの地や、スペシャルオーダーの工房といった、彼付き添いのもと動いていた場所ではなおさらです」

コメント

ニュースを読んだ感想を教えてね!

関連ニュース(社会経済)