メルカリが鹿島アントラーズの経営権取得

7/30 17:10 掲載
メルカリが鹿島アントラーズの経営権取得

メルカリは7月30日、サッカー・鹿島アントラーズを運営する鹿島アントラーズ・エフ・シーの発行済株式の61.6%を取得したと発表した。

同社は2017年から、鹿島アントラーズとスポンサー契約をしてきたが、今回、その関係をさらに強固にするべく、鹿島アントラーズがメルカリグループに参画することについて合意するに至ったという。

今後は、鹿島アントラーズの独立したクラブ運営を尊重した上で、メルカリが持つ経営ノウハウを活用し、クラブのさらなる発展をサポートしていくとしている。

鹿島アントラーズは、鹿島製鉄所の立地する鹿行地域の活性化を図るために、1991年に行政・地元企業とともに日本製鉄が立ち上げ、筆頭株主を務めてきたクラブチーム。1993年のJリーグ発足以降、リーグ優勝8回、Jリーグカップ優勝6回、天皇杯優勝5回、AFCチャンピオンズリーグ優勝1回の計20冠を達成するJリーグ屈指の強豪だ。

今回、筆頭株主はメルカリとなるが、日本製鉄は株式譲渡後も引き続き鹿島アントラーズの主要な株主として経営に関与するとともに、クラブオフィシャルスポンサーとしてのサポートに努めていくという。

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