がん予防に“蟻”? 抗酸化物質が効果的との研究

7/17 06:54 掲載
がん予防に“蟻”? 抗酸化物質が効果的との研究

アリを食べることが、がん予防につながる可能性があることが最近の研究で分かったようだ。

イタリアの研究者によると、アリに含まれれる高濃度の抗酸化物質が、がんの原因と見られているフリーラジカルの化学反応を軽減するという。

今回の研究に携わったマウロ・セラフィニ教授は「少なくとも全世界の人口4分の1にあたるおよそ20億人が、虫を食べる食習慣を持っています。その習慣がない人には少し後押しが必要なだけです」「食べられる虫は、タンパク質や多価不飽和脂肪酸、ミネラル、ビタミン、食物繊維が豊富です」「しかし、これまでオリーブオイルやオレンジジュースといった典型的な機能性食品と抗酸化物質の効果について比較する人がいなかったわけです」と話している。

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