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剛球左腕ファミチキ先輩、始球式でMAX119km

ファミリーマート「ファミチキ」のイメージキャラクター"ファミチキ先輩"と、「ポケチキ」のイメージキャラクター"ポケチキ3兄弟"、そしてお笑いコンビ・コロコロチキチキペッパーズ（コロチキ）が6月11日、メットライフドームにて開催されたプロ野球セ・パ交流戦の西武vs.巨人の始球式に参加した。

この始球式は、2018年に同ドームの始球式に参加し、惜しくも120km/h の大台に届かなかったファミチキ先輩のリベンジマッチ。今回、見事120km/h 越えを果たした暁には、特別ゲストのコロコロチキチキペッパーズが、試合中限定で"ポケポケチキチキペッパーズ"に改名するというチャレンジ始球式となった。

ファミチキ先輩とポケチキ3兄弟、そしてコロチキが登場すると、場内からは大きな拍手。ファミリーマートのベテランアルバイターでピアノやタンゴも得意とするファミチキ先輩は、野球に関して本格派左腕投手としての隠れた一面も持つ。その容姿からは想像もできない剛速球と、コロチキ改名の瞬間を一目見ようと、球場内は始球式を前に熱気にあふれていた。

一方で、コンビ名が変わってしまうかもしれないという、芸人人生の一大事を迎え、緊張した面持ちでファミチキ先輩を見つめるコロチキ。

球場の野球ファンとポケチキ3兄弟、そして食い入るようにみつめるコロチキの2人の熱い視線を感じながら、大きく振りかぶるファミチキ先輩、全身に闘志をみなぎらせ、ムチのようにしなる腕から解き放たれた渾身の一球は見事キャッチャーミットへ。その球速は118km/h。大台まであと2キロという惜しい結果に、会場からは再チャレンジの声が上がった。

「えー大人の事情じゃん！」と叫ぶコロチキの2人をよそに、異例の2投目。球場全員の熱い眼差しを受けながら放たれたボールのスピードは…119km/h。残念ながら120km/h には届かなかったが、ファミチキ先輩の豪腕っぷりに会場からは大きな拍手が贈られた。

この瞬間"ポケポケチキチキペッパーズ"への改名を免れたコロチキの2人は「ヤッター！」と叫びながら安堵。コロチキの2人は「ヤッター！とは叫びましたが、正直120km/h 出せよ！と思いました（笑）」と改名を免れたのにも関わらず、思わぬコメントを残した。

そしてファミチキ先輩が「120km/h 目指して毎日頑張ったのに、やっぱりチキン野郎だからですかね…」と語ると、コロチキは「うまいわー！それ決めのセリフですよね！？」とツッコミ。チャレンジ失敗の代償として、ファミチキ先輩がたたき出した球速と同じ数、119個のポケチキが後日送られることを告げられた2人は「成功したらもらえなかったんですよね！？119個ってことはMAX貰えるってことですよね？ヤッター！」（ナダル）、「僕ポケチキのチーズ味が好きなんです！」（西野）と大喜びし、会場を後にした。