本業年収20万円前後、レースクイーンなぜ続ける?

2/11 09:13 掲載
本業年収20万円前後、レースクイーンなぜ続ける?

レースクイーンでタレント・モデルの安田七奈(27歳)、星野奏(27歳)、空陸海ゆきな(23歳)が、2月10日に放送されたバラエティ番組「ニノさん」(日本テレビ系)に出演。芸能界でもがきながらもなかなか浮上できない芸能人を紹介するコーナー「ニノミヤサブマリン」で、レースクイーンの苦労を語った。

日本で開催されるレース数自体が少なく、いずれもレースクイーンとしての年収は20万円前後だという3人。番組MCの嵐・二宮和也は「(レースクイーンでは全然)稼げないわけじゃないですか。そもそもレースがないという理由で。それで、この仕事を続けてるのはなぜ?」と、素朴な疑問をぶつけた。

これに安田は「コスチュームが可愛くて、それが着たいからやってる。この仕事やってなければ、こんな格好して人前に出ることがないから、それが嬉しくてやってる」と語り、あまりお金を使わないように極力外には出ず、「お母さんと家でテレビ見てます」と普段の生活の様子を語った。

ただ、年収20万円前後ではさすがに生活が成立しないため、「車の展示会とか、ビジネスの展示会(※イベントコンパニオン/星野の場合は日給2万円)」の仕事、また、「個人撮影会」(※空陸海の場合は45分12000円)と呼ばれるファンによる写真撮影会で収入を得ているそう。

特に「個人撮影会」については、3人口を揃えて「撮影会がないと生きていけない」というほど重要なようだが、ヘアメイクや衣装も自前のため、かかる経費も多いそうだ。

この日のゲストでモデルの堀田茜は「しかもその美貌を保つために化粧品買ったりとか、エステ行ったりとかしなきゃいけないわけじゃないですか」と、さらなる経費もかかると理解を示したが、安田は「たぶん堀田さんは、いろいろもらえると思うんですけど」とチクリ。

また、この日出演した3人のレースクイーンの"天敵"だというのが「スポンサー様にすり寄る女」。ほかの子を蹴落とすかのように、レースクイーン同士で話していたオフトークをスポンサーにチクることで自分を上げる人が絶対に許せないという。

堀田は「そういう自分の実力じゃなくて、権力者に媚び売ってる人って、結局顔に出るし、上に行ってる人で見たことないですよね」と、このエピソードにも理解を示したが、トップモデルの地位に上り詰めた堀田に対し、二宮は「やり……ま……し? 編集長に?」とコメントし、スタジオの笑いを誘った。

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