課題やレポートなど大学生活“平均プリント枚数”は?

2/7 12:06 掲載
課題やレポートなど大学生活“平均プリント枚数”は?

エプソン販売は、大学4年間でのプリント実態に関する調査を実施、その結果を公表した。

この調査は、セイコーエプソングループの2017年度・2018年度新入社員142名を対象に行われたもの。近年、ペーパーレスや授業のデジタル化も進んでいるとされる中で、大学生活におけるプリントの需要はどのくらいあるのかを探るべく、実際に大学生が、どれほど学生生活でプリントをしているかについて調査を実施した。

その結果、大学4年間での平均プリント枚数は"7,630枚"に。プリントする目的別では、授業で出された課題のプリントが2,944枚、卒論に関するプリントが1,751枚、授業のレジュメ等のプリントが1,048枚と、授業や研究での課題や論文、レジュメ等の資料をプリントしていることがわかった。

また、調査結果より、1年次から年間平均1,700枚以上ものプリントがされており、入学初年度から大量のプリント機会があることも明らかに。1年次は、授業数の多さに比例してレポートや課題提出の機会が多く、プリントボリュームが増えるようだ。

コピーの利用についても調査したところ、95.3%の学生がプリンターのコピー機能を利用した経験があった。具体的な目的で最も多かったのが参考文献のコピー。続いて講義プリントやテストの過去問などのコピーだった。

次に、文系と理系とで大学4年間の平均プリント枚数に違いがあるのか調査したところ、文系7,463枚、理系7,920枚と、僅差で理系が上回る結果に。ただ、文系・理系ともに平均プリント枚数7,000枚を超えており、どちらも課題や卒論、レジュメでのプリント機会が多いことが伺える。

続けて、プリントに関しての困りごとについても質問。1位は「学内設置の共有プリンターが混雑して待たされる」、2位は「カラーで印刷したいのに、我慢してモノクロで印刷したことがある」、3位は「自宅のプリンターのインクがすぐなくなってしまって困った」となった。

多くの学校では学内に共有プリンターが設置されており、その多くは「年次ごとに無料でプリントできる上限枚数が決められている」「プリントは1枚からでも有料」など、利用に制限があるようだ。共有プリンターを使用するために、時間や枚数、カラーの制限などをうけて困った経験をもつ意見が多く伺えた。

また、この調査の結果では7割以上が自宅にプリンターを持っていることがわかったが、「インクがすぐになくなって困ってしまった」という学生が多くいることがわかった。

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