斬新な方法でミュージックベル「第九」演奏、なんと…

12/27 20:49 掲載
斬新な方法でミュージックベル「第九」演奏、なんと…

熊本国際スポーツ大会推進事務局は12月27日、「2019女子ハンドボール世界選手権大会」(2019年11月30日〜12月15日/熊本県内5会場)のPR動画「HAND BALL BELL」を公開した。この動画、ハンドボールをミュージックベルに当て、「第九」(ベートーヴェン)を奏でるという、世界初?の試みだ。

一般的にミュージックベル演奏といえば、ハンドルを握り、ベル全体を振るという奏法だが、今回は特注のミュージックベルにハンドボールを投げ当て、発生した音でメロディーを奏でるという斬新な方法での演奏に挑戦した。

メロディーを奏でるためには、チームワークが重要なのはもちろんのこと、ミュージックベルにボールを当て均一の音を出すためには卓越したボールコントロールが必要。メンバーの高い技術力によるメロディーは必見・必聴だ。

挑戦したのは、全国屈指の強豪校・福岡大学ハンドボール部(女子)。最初こそベルにボールを当てるという、これまでにない体験にとまどいを隠せない様子だったが、事前練習を重ねながら徐々に試合で磨き上げられたボールコントロール力で力強い音を出せるようになった。普段から抜群のチームワークを発揮しているメンバーだが、いつもとは違う"音楽"をみんなで作り上げるという過程を経験することで、より結束力を高めることができたという。

なお、動画では簡単にボールを命中させているように見えるかもしれないが、きちんと音が鳴るように小さな的を目がけてボールを命中させるのは至難の業。メンバーそれぞれが何週間も前から練習を重ね、本番も約10時間を要するなど、大変な撮影となった。

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