防災ソング「核攻撃サバイバー」1500万再生突破

9/25 12:36 掲載
防災ソング「核攻撃サバイバー」1500万再生突破

政治や世界情勢についてのリアルを歌った楽曲を、歌詞つきの映像とともにYouTubeで発表し、賛否両論、注目を集めている正体不明のアーティスト・あべりょう。彼が今年5月に公開した「核攻撃サバイバー」(https://www.youtube.com/watch?v=kvQlw4J4Ob8)が、YouTubeで1500万回以上再生され話題を集めている。

2017年に入り、北海道上空を通過した弾道ミサイル、核実験、そして太平洋上での水爆実験の可能性など、世界的にも緊張感が高まっている北朝鮮問題。もし核ミサイルが飛んできたら? との報道がテレビでも連日放送されるなか、核ミサイル攻撃を受けた場合の対応策を具体的に歌った楽曲「核攻撃サバイバー」が5月にYouTubeで公開された。

核ミサイルが日本に届くまで5分といった想定のもと、「1分で生きると覚悟を決めろ」「2分で上着を着て水を持て」「3分で地下鉄に走り出せ」と、短い時間の中で、どう行動すれば良いかを、小学生にでも分かる数え歌風にシンプルな歌詞で歌っている。同時に、誰もがうっすらと感じているであろう北朝鮮有事に対する不安感を今そこにある危機と言い切り、最愛の人を危険からどのように守るべきかを問う直球のメッセージになっている。

TwitterやFacebookなどSNSでは、数千人以上がコメントを投稿。大きな反響を呼んでいるようだ。

「これ普段から学校のHRで流そうぜ!なんか何とかなりそうな気がしてきたわ!」
「これは政府広報より分かりやすくて なんか生きられる気がする」
「なんだこれw 最初は笑って、途中で少し不謹慎な歌詞じゃねと思って、最後まで聴いたらちょっと勉強になってまた笑った。」
「お姉ちゃんが子供たちに核攻撃サバイバー覚えさせて親がいないときにミサイル発射されたらどう行動するから教え込んでるのわりと有りだと思う。子供って言葉でごちゃごちゃ注意されるより歌の方が覚えるよね」

核ミサイル攻撃が現実に起こらないことを望むが、万が一の際の対応方法を自分で理解し、家族や職場と共有するきっかけとして、この動画を見ておいて損はないかもしれない。

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